2012年5月24日木曜日

ユーザ参加を促進するパターン:その2

シドニー水族館が、動物を養子にして絶滅危惧種を保護しようというキャンペーンをやっている。

下は、それに関して、「5月23日の世界亀の日を記念して養子にしませんか」というツィートだ。
リンクをクリックすると、SACFのページが開く。
SACF(Sydney Aquarium Conservation Fund)に50㌦寄付すると、 絶滅危惧種やその生態系を保護するために使われることになる。その養子パックには、1年間有効なメンバーシップ、動物ファクトシート、感謝レター、水族館入場券2枚、写真、ステッカーが入っている。

養子にできるのは、亀だけではなく、ジュゴン、カモノハシ、ペンギンなどがいるので、希望する動物を選んで養子にすることができる。

出典:シドニー水族館 SACF

水族館内の看板、ポスター、外部へのニュースレター、新聞・雑誌広告、その他利用可能なメディアを使って、SACFへの寄付を呼び掛けているはずだ。その中でもTwitterおよびFacebookを使った告知、連絡はユーザの友人つながりからのクチコミが一番期待できるメディアだ。

告知されたイベント、プロジェクトが、
  1. ユーザが関心や興味を持ち、意義・価値が認められ、
  2. 他のユーザとそれを一緒に遂行する手助けができるという連帯感と満足感を充足し、
  3. 幅広い一般ユーザが参加できるほど間口が広く、敷居の低い
ものであるとき、動物や自然環境保護に関心のあるユーザの参加を促すことができる。その初期告知、告知拡散、そして連帯感の増幅と地域流行から国内流行へ移行できるのがソーシャルメディアの最大メリットだろう。

参考:ユーザ参加を促進するパターン:その1

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